本日、会社のWEBサイトに2019年度と2020年度の業務実績を掲載しました。
弊社は特殊技術を擁しているわけではなく、建設コンサルタント会社の社員さんの行う作業(社内対応や施主対応以外の技術業務)のお手伝いをさせていただいております。
そのため、業務内容は多岐にわたります(といっても地質関連に絞られます)が、中でもボーリング調査を中心とする地質調査業務、道路防災点検を中心とする防災点検業務が主体となっております。
独立以降、個人事業を含めて約14年経ちますが、皆様のおかげで事業を続けられております。
贅沢にも、ご依頼をお請けするよりもお断りする件数のほうが多い状態が続いております。
ここ最近では地質調査業務のご依頼が目立ち、とくに地元コンサルさんからのご依頼では、ほぼ全面的に頼っていただくケースが多くあります。
そのため、箇所数の多い道路防災点検などの長期にわたるまとまった業務への対応が困難になってきています。
また、最近は構造物点検のご依頼も多くなってきております。
弊社としましてはこちらは専門外で、他の業務が多いときにあえてお請けするようなものではないと考えます。
以上の状況から、「驕り」とも捉えられるかもしれませんが、業務内容を地質調査業務中心に絞ることを試みています。
新規事業の先細りを鑑みますと、どちらかといえば点検業務に軸足を置いた方がいいかもしれません。
しかし、50代半ばを過ぎますと、会社を大きくしようとか、収入を増やそうとかといった野心もなくなり、一応は専門としている内容を続けたいと考えるようになりました。
この先どうなるかはわかりませんが、ここ1、2年はこのような方向で模索していきたいと思います。